前衛2013-07月号「インターネット活用」に関する記事について考えてみた03

そして、京都の場合、
(京都) 情報提供型で、紙媒体との相乗効果  福代慶典

京都の取り組みについては、数日前に記事にした。当サイトへのアクセスも跳ね上がった。
共産党京都府委員会のホームページ(HP)が注目を集めている。

京都は、以前からネット上で話題になるサイト(独断と偏見的に)がある、あった。
例えば「京さん党宣言」「カッシーニでの昼食」(みながわBLOG)など。ふた方とも議員候補者として活動された。当時は、ネットが一般的なツールとして評価されていなかった、という現実もあったのだ。

「ヨーコの突撃@共産党」は、新たな話題性と手段が目的を食い散らし、栄養化するような期待感が感じられる、と思うのだ。

ブログであれ、WEBサイトであれ、まず見られなければ存在価値はない。いかに有用で重要な情報を掲載していようと、訪問してみてもらわなければ、意味は無いのだ。そのための工夫がデザインであり、キャッチコピーであり、話題性のあるテーマであり、誘導戦略なのだ。政党であれ、企業であれマーケティングの手法を活用する必要もある。

判りやすいテーマの選択であったり、読みやすい文章や画像の工夫であったり、やはり傾向と対策、作戦が必要だと思う。京都府委員会のサイトは、そうした問題意識を持った上での現状を提示している、と思う。だから、情報提供型で、紙媒体との相乗効果という問題意識になるのだろう。WEBか、紙か、ではなく、WEBも紙も、となる。

紙か、WEBか、対立的に捉えず、WEBは情報や資料を置く場所、ストックする、プッとするところ。何でもかんでも、溜め置くことができる。文字数の制限もない。また、サイトの訪問者が、どの内容が、どの問題が興味を持って見ているか、関心を持たれるかを解析、分析することができる。

そして、興味や関心がもたれる問題について、紙媒体のチラシや情報誌を作ることができる。主観的でない、客観的な傾向と対策を講じたものを作ることができる。WEBによる情報提供と、客観視された紙媒体という相乗効果が生じることになる。

残念ながら、現状は紙媒体とWEBは別物と考えられている。民報は発行しているが、WEBやSNSでは内容のない話、近況報告や家族の話とかになってしまったりしている。なぜ、民報やチラシを作るための内容、情報をWEBに書き込まないのか。地域の政治的な疑問や問題意識を提起する記事をWEBに掲載しないのか。情報や問題提起は議員や機関幹部でなくてもできる。地方自治体の中で、地域の政治をどのような問題意識で見ているか、建設的な問題提起ができるか、WEBを活用すれば、費用はかからない。

<続く>